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5分くらいの沈黙の後、美奈子が泣きながら話した。
「これでよかったんだよね…
私は間違ってなかったんだよね…」
翔「俺は、今までずっと美奈子を見てたよ!
もし、美奈子が選択を間違っていると思うなら、俺は美奈子を許さない。
今まで美奈子は悩んで必死で考えた選択…
間違えなんてある訳ないじゃん。
美奈子は頑張ったよ!」
美奈子「うん!
翔がいたからここまで頑張れた!
翔…ありがとう!」
翔「うん!」
翔は携帯の向こうにいる美奈子の安心した声に、胸の中の気持ちが安堵で一杯になった。
しかし、美奈子の心の中は嬉しさとは裏腹に、これからの不安で気持ちが揺れ動くのだった…
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