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翔はかなり落ち込んでいる美奈子を元気にさせようと美奈子を誘った。
翔「今度映画でも観に行こうよ！
美奈子の好きなキ・ム・タ・ク…！
ヒーロー観たいって、言ってたよね？」
美奈子「うん…
私キムタク好きって言ってないけど…
誰かと間違えてない？」
翔「間違えてないよ！
ただ、あてずっぽうで言ってみた…（苦笑）」
美奈子「翔は適当な事ばかり言うんだから…」
翔「アハハ…
っていうか、観に行かないの？」
美奈子「行く！」
翔「なんじゃ、そりゃ…」
美奈子「翔…ありがとう！」
翔「美奈子姫のご要望とあればなんなりと！…（笑）」
美奈子「私はお姫様じゃないよ！」
翔「んじゃ、天然姫で！」
美奈子「天然じゃないよ！」
少し怒り加減で、翔の優しさに甘え口調でそう答えた。
美奈子は、翔の会話の中で徐々に昔の美奈子に戻ろうとしていた。
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