プロローグ

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「ママ見てー」 少年は手を振りながら丘を駆け上がってくる、息を切らせながら 「見て見て綺麗な石拾ったよ」 少年の手の中には真っ赤な石が輝いていた 「まあ綺麗」 そう言うと母親は少年を抱き締めて空を眺めた 空は爽やかな風が木々を揺らし、水に動きを与え大地を潤す・・・
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