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「虫の知らせじゃん」と誰かに言われたのか自分で言ったのか、冗談半分だと思っていたら、じぃちゃんのことを思い出しました。
親にじぃちゃん元気か?って聞いたらもう先は永くないと…
亡くなる前に顔出しとけ…
いつもなら断るはずが、そのときはめずらしく一緒に行きました。
病院に着き、じぃちゃんの部屋に行きました。
じぃちゃんはベッド
で横になっていました。
じいちゃんとあって頭の中にたくさんのことを考えていました。
「じいちゃん久しぶりだなぁ」
「うわ、具合悪そう」
「あれ、鞄引っ張られてた高さと同じくらいの高さのベッドだなぁ」
「ホントに生きてんのかじいちゃん」
「うわ、ほっそ骨と皮だけ」
「あ、動いた」
「俺のことアニキと間違えてるな( ̄∀ ̄)」
「握手?いいよ」
「力ねぇなぁ」
「足、太!?」
「寝っぱなしだから足に血がたまってんのかな」
「まぁ、笑ってるからまだまだ元気だな。酒のんだらしいし」
など色々とじいちゃんと話て帰りました。
その日を境に鞄が引っ張られることは無くなりました。
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