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「勝った…」
勝者、悟留。
「はあ?べ、別に競走とかしてねぇし!」
負けを認めたのか認めていないのか、俺は屁理屈を吐いた
そんな俺に呆れ去り、悟留はクラス表に目を移した
うわ、無視かよ…
なんかムカつく…
ムスッとした顔で悟留の横顔を見つめる
まぁいいや…
悟留の横顔に飽き、俺もクラス表に視線を移した
「え~っと俺はA組で…
悟留は……
A組っ!?
うっしゃぁ!!悟留とまた同じクラスだぁぁ!!」
悟「えっ!?マジっ!?やったじゃん!すんげぇ嬉しい!!!!」
「へへ、またよろしくなっ!相棒☆」
悟「相棒言うな(笑)」
二人の拳を軽くぶつけ合った
すると、近くにいた少し見た目が不良っぽい奴がため息をつく
なんだ?
こっちは楽しく乗ってんのに…
不良A「あぁ…やっぱ女子とかいねぇーと盛り上がりねぇし詰まんねぇよなぁ~」
笑いながら言う不良A
それはこの学校の第一欠点!!
そしてそれを盗み聞いた俺は…
……だよなぁ~(´A`)
やっぱ女の子がいないともう一つ面白くないよなぁ
俺もその不良Aに同感を持った
俺もそろそろ思春期で彼女が欲しい年頃なのにさ
なんで男子中に入ったんだろう…
〔家から近いから!by母〕
まっ、とにかく!
共学の高校へ入ったら、思っきり恋をしよう!!
そう思っていると不良Aの近くにいた友達が…
不良B「俺、隣の女子中校に彼女いるぜ」
∑(゚д゚)
な、何ぃ!!!!!
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