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そしてまた重苦しい空気がながれる
「……そっか…」
ため息のように呟く
俺は一歩後ずさりした
優貴の顔が見れない
俺はずっと優貴の目をそらし続けたままだった
見たらきっと…今泣いてしまいそうだから
優貴「…本当にごめん。」
優貴はそう言うと、静かに家から出て行った
「ーっ!」
優貴がいなくなった瞬間、いっきに体の力が抜けた
本当にーーー
本当に終わったんだーーー
俺の恋ーーー
初めて男を好きになった
初めて抱きしめ告白した
報われないと分かってたけど、俺は心の中のどこかで期待してたんだ
そのほんの少しの期待も砕かれた
やっぱり、男同士の恋なんて無理なのかな?
優貴、俺の事引いたかな?
俺が女だったら、可能性はあったのかな?
「ぅうっ、ふっ…」
俺はその場で泣き崩れた
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