プロローグ

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      「あの…大丈夫??」       誰にも見られたくないという願いも虚しく、どうやら目撃者がいたようだ。 声のする方に視線を向けるとそこから視線を離せなくなる。 黒い長髪に切れ長の瞳。俊也の周りにはいないタイプの女子が、俊也の居眠りしていた木に寄り掛かりながらお弁当を食べていた。
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