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契約の部屋のようだが、何か違う…。
横にはセイラがいる。
「ここは…覚醒の部屋だ!強い思いと、契約したもの同士が同調したときに来れる所だ!」
セイラは説明してくれた。
「か…覚醒?…。何を…するんだ…?」
声を絞り出して話す。
「失敗したら、蒼空は死ぬ…。もちろん私もだが…。
だが、成功すれば強大な力を手に入れる。
今なら、まだ戻ることができるが…。
今度はいつ来れるか分からん。」
「勿論…やるに…決まってる…だろ!星夜達…待ってるんだ!」
蒼空はすぐに決めた。身体はボロボロだが、目に決心の気持ちが映る…
それに気付いただろう、セイラは…
「よし、いいだろう!蒼空、お前を信じるぞ!」
そうして、セイラは蒼空を手で掴み、大きな舌へ乗せて……飲み込んだ。
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