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蒼空は目を閉じ、集中して研ぎ澄ます。
すると、セイラの身体の隅々まで分かる。考えていることまで、伝わってくる。
そして、目を開けた…
すると、暗いセイラの腹の中ではなかった。高い所を見渡しているような感じだ。人間の目では見えないような遠くの方も見える…。身体を見てみると、銀色の鱗をしていた。
「何だ…?オレがセイラに?融合と同じような…」
すると、脳に直接、セイラの声が聞こえた。
「よくできたな蒼空!成功する確率は3%ほどなのに…だ。
それと、融合とは違う。
ただの融合なら、その召喚獣は一時的に眠った状態になる。私の声が聞こえるはずがない。
しいて言うならば……同化だ。
一体化することができる。これが出来たならば、あとは覚醒すれば、完全竜化もできるようになるだろう。」
そうして、星夜達が戦っている所へ向かった。
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