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「本気か!?前は出来なかっただろ!?」
麒麟は驚いている。
翼は前に一度獣化しようとしたが、麒麟に触れようとした途端、何か強い衝撃を受けて吹き飛んだのだ。
「もう、そんなこと言ってる場合じゃないんだ!仲間を…護るんだ!」
そうして、契約の印に魔力を注いだ。そして、麒麟に向けると……今回は麒麟の力が流れ込むような感覚が起きた。
つまり、成功したのだ。
「翼、やったな!成功だ。」
麒麟は満足そうに微笑んだ。
翼は自分の姿をみた。
尻尾は生え、頭には立派な角が生えていた。
「おお、何だかさっきよりも凄くなったなあ…。面白そうだ。その力、食ってやるよ!!」
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