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魔物はまた、素早く動き出した。
「さあ、どうやって殺ろうか…。」
だが…
「遅いぜ!」
なんと、翼は魔物のスピードに付いてきていたのだ。
そうして翼は後ろから一突きした…が魔物は避けた。だが、完全には避けられなくて、左前足に怪我をした。
「ぐう…、オレのスピードに着いてこれるか…。面白い!オレも本気を出そう。」
「へっ!いくらでもいえば?」
やっと、魔物と互角になった翼はそう吐き捨てる。
だが、戦いはそんなに長くはなかった。
「なんだ…まだ…そんなに…力が…ある…のか?」
翼は地面に倒れていた。それを魔物は見下すようにみている。
「楽しかったが…終わりだ。」
そうして、魔物はだんだん近づいてくる…
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