seventh love

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大切な家族は いともたやすく壊れ 絆は紐のように解けていく *********-********* 預けられた家でも 適当にあしらわれ 粗末な穀物を口にし なんとか生き長らえる事が出来た 五歳の俺はただただ途方にくれるばかり たった五歳の子供が存在を疎まれ 愛を貰えず嘆く姿は滑稽ですか? お母さんは、俺を棄てて離婚の道を選択した お父さんは……………… お母さんとよく似た俺を まだ五歳数ヶ月の俺を 失った姉ちゃんとよく似た俺を 犯しました 「侑士…この世にお前さえおらんかったら……俺はどんだけ幸せやったんやろう……」
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