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小学校在学中に父親から受けた暴行は数知れず、小学校五年の時は親戚の家に裸足で逃げ込んだ
「ッ助けて!!おじちゃん助けてぇな…ッ!!」
…逃げ込んだ家の家族は俺を見るなり絶句した…
そりゃ絶句もしたくなる
手首に残る縛られたような痕
泣きはらして腫れた瞼
掠れた声
青あざだらけの両足
痩せ痩けた頬
その時
親戚は 初めて俺を匿ってくれた
そして教えてくれた
【この世に愛は溢れてる】
そんな事、知ってる
でも知らない
生きてきた中で 俺はもらえなかったよ
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