nineth love

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フッと溜め息を漏らすと、一角からタクシーが来た 「釣りいらねぇから!…侑士!」 急いで万札を運転手に渡し、待つ侑士の元へ走り寄った 腕の中へ吸い込まれるように 侑士を抱き込んだ 景吾の暖かな腕は 侑士を泣かせるのに十分な愛を持っていた
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