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俺と友梨は教室に入り、自分達の席に座った。
俺の席は窓側の一番後ろ。
右斜め前の席が友梨の席だ。
席に座ってしばらくすると、読書の時間が始まり、それが終わったら1時間目が始まる。
でも、俺にはあまり関係ない。
俺は勉強は嫌いだ。
だから、朝から六時間目が終るまで寝てるか、窓から外を見ている。
それも飽きた時は前の席の奴と話している。
今日もいつもどうりに窓から外を見ていた。
すると、他の3年のクラスが体育の為に外に出ていた。
その中の一人の女子に、俺はみとれていた。
古田 理代(ふるた りよ)俺の片想い中の相手。
俺は古田を目でおっていた。
「菊島!」
こんな時に限ってよく先生に指される。
俺はかったるいが問題に答えた。
答えたあと、俺はまた外を見ていた。
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