‡第①話‡台風娘

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まぁ「ちょっと聞いてやぁ!たぁ君てばさ、家に居る時靴下その辺にほったらかしやし!!ご飯の時には常に、メールばっかや!!食費も殆ど入れてくれへんしぃ…ありえへん。」と先ほどのにんまり顔はどこへやら、眉間に、皺を寄せながらポテチをバリバリ食べるまぁ。 私「まぁ、もうたぁ君と別れたら良いねん。最近、愚痴ばっかりやん。」 まぁ「でもなぁ…そう思うねんけど、ヤッパリ好きやねん!!他の女に、取られたないしな。」と今度は少し、目をウルウルし出すまぁ。 これも、いつものまぁのパターン!! そして、まぁはいきなり私にしがみついて、この一言。 まぁ「なぁ…頼むわ、2万貸して(汗)」 賺さず私は 「アカン、それは無理やわ。私も今月ピンチやし。」 まぁは、それを聞いて「じゃあ、しゃあないなっ。他探すわ!」とポテチをキッチリ平らげ、部屋を出て行った。 実はこれも、お決まりパターン。 悪友身に付かずと言うけど、いい加減まぁが煩わしい私。
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