二人道
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本当はもう走る気力なんかなかった。でも純と話していることが、こうやって並んで走ってることが、楽しかったんだ。 客のあまりいないレストラン。エンジン音がこだまする高速道路。そんなありきたりなものでも、俺の気持ちをハイにさせていた。
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