散歩

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リーマスと一緒に森にきた。 とても綺麗な森... でも森は私の1番嫌いな記憶を呼び起こす。 ただ... リーマスが側にいてくれると安心する。 隣で同じ空を見ているだけでも... 私はずっと地下にいた。 あの日以来。 まさか外に出られる日が来るなんて思わなかった。 しかも森に... 嫌な記憶しかない森に... 「エミリー。森は良いよね。心が和やかになる。」 『...そうですね。』 未だに心を開ける人がいない。 人に対してこんなに安心した事はなかった。 リーマス。 あなたはとても不思議な人。 とっても不思議な人。 人に関わる事を忘れていた私に リーマスは教えてくれた。 人と関わる事は素晴らしい事。 だいじだって。
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