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「エミリー。きみは森が嫌いかな??」
『...嫌な思い出があるのであまり....。』
「そうか。私もだよ。森に良い思い出はない。だけど落ち着くよ。落ち込んだ時は必ず森に来る。」
『....私の事どう思います??』
「最初はビックリしてたよ。だけどね、きみの瞳を見ていると、悪い子じゃないってわかったから。それに、きみと私は似ているし。」
『....』
「大丈夫!!1人じゃないよ。」
自然に涙が溢れていた。
人前で泣くのは何年ぶりだろうか。
こんなに安心したのも
生まれてはじめてのような感じ。
やっぱりあなたに出会えてなければ
私は寂しさで死んでしまっていたかもしれない。
リーマスはそっと抱きしめた。
ガラス玉のように繊細な心を....
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