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光る赤いランプ
手術中という字だけが男の目に映る
不安で張り裂けそうな気持ちを抑えながらただただ願い続けた
「どうか、どうか彼女を助けてくれ…!!俺はどうなってもいい!」
そう何回願ったかわからなくなってきたほどに手術中のランプが消えた
扉が開いた。男が寄った。
「先生!彼女は彼女は大丈夫なんですか!?」
時間が止まる
「安心してください、一命は取り留めました…
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