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翌日の朝から、華子は規則正しい生活が送り始めた
朝、六時半に起床し、そして八時までは、香織と共に自家菜園の手入れをし、その後、朝食
朝食を食べ終わると、洗濯・掃除と家事をこなし、十二時過ぎに昼食
昼食を食べ終わると、四時までは自由時間
四時から、洗濯物を取り込み、取り込み終わると、買い物に出掛ける
買い物から戻ると、お風呂と夕食の準備
夜の七時に夕食を取ると、十時までにお風呂を入り、入り終わると、後は自由時間
そんなサイクルを華子は、この家に居続ける限り、続けなければいけなかった
そんな中、華子にはストレスを発散する為に、ボクシングジムに通い出した
元々、香織が運動不足の華子を心配して、自分の通っているジムに付き合わせたのだ
本来なら昼食後、自由時間の三時間、華子は好きな事"お昼寝"したかったのだが、二時から三時の一時間をボクシングジム通いに費やす事になってしまった
ただ、華子は妊娠の身
香織のやっている、ボクシングエクササイズ見たいな、激しいものではなく、インストラクターが持っているミットに目がけて、パンチを打ち出す程度だった
最初は、嫌がり拗ねていた華子も、ミットに目がけてパンチを打ち出すと、これが思ってた以上に、気持ちが良く、気付けば、汗をかきながら、パンチを打ち出していた
そして、そんなトレーニングを終えて、ベンチでぐったりしている、華子に
「どう?やっぱり、きつい?
退会する?」
とエクササイズの終えた、香織が華子に尋ねると
「奥様、ひどいです
こんな、楽しい事を教えておいて止めろなんてっ‼
明日も、一緒に来ます」
と息を切らしながら、笑顔で香織に答えた
「そうっ‼
でも、あんまり、無理しないでね
貴女は、大事な身ですからね」
と言うと、香織も華子の横に座り、飲み物を二つ、インストラクターに頼んだ
頼まれたインストラクターは、ジムの外に出て、缶のスポーツドリンクを二本、持って来て、香織にそれを手渡した
香織は、一本の缶を開けると、それを華子に渡し、もう一本の缶を開けると、一気にスポーツドリンクを飲み干した
それを見た、華子も一気にスポーツドリンクを飲み干した
そして、二人は同時に立ち上がると、更衣室に向かい、着替えると、家に向かって歩き出した
その二人の歩く姿は、仲の良い親子に見えて、二人は照れ恥ずかしそうに、歩いて行った
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