迷歌

1/2
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ

迷歌

君は僕を傷付ける事しか出来ないよ いくら君が僕を癒そうとそれは只虚しくなるだけなんだ 優しく接してくれる それは有りがたい事かもしれないし僕を傷付ける事かもしれない 君は何がしたいの?僕に何を求めるの? 何も渡せないよ? 僕の全ては僕のもので君のものじゃない 僕に何かを求めないで 僕は君に何も求めない だからほおっておいてくれよ 君が愛情を欲するなら僕はキューピットになるよ これは馬鹿な考えかもしれないけど もともと馬鹿だから許してよ 君の愛情は僕に向けてのものじゃない そう信じてる そうだよね?なんて馬鹿で臆病な僕はきけないけどさ 何で僕にまだ関わるの? 君には何も与えられない 君に得なんてないんだよ? 僕にはマイナスしかない そう信じてる そうだよね?なんて自問自答したところで馬鹿だから答えなんてでないけどね 僕は傷付きたくないんだよ もちろん傷つけたいわけでもない だから関わらないでくれ 何なら家で一人になってひきこもるからさ そうすれば何も問題ないだろ? まさか僕の世界に入ってくる事はないだろ? 君はもう僕の支えにはならないんだよ このまま一緒にいたら病気みたいに蝕まれちゃうからもう離れようよ
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!