虚空

1/1
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ

虚空

消え失せるような雲のした はかなき夢もつ人達は 全てに無関心な世界の中で 何を目指し進み続ける? 雨降り地固まり 君の言葉に潤わされ 雲一つ無き快晴 笑顔に励まされながら 曇り日光遮断され 心に穴が開いたように 雷竜巻雪降って 俺は全てを受け入れよう 太陽は沈み月が顔を出す 世代交代大人は用無し 漆黒に包まれ安らかに眠る あなた達はヨルを知らない 気付けば薄ら明るいか 目立たず裏で生きていく 空から落ちる雫 誰の涙?慰めてやるよ 降り注ぐ日の光 やっぱ一番似合ってる 稲妻台風季節風 見上げてるから落ちるなよ? 日が暮れ赤く染まる町 雲は異様な変化続け 赤く 黒く 不気味に色付く おまえを直視できるのは今だけだな 霞み歪んで沈んでいく おまえの力 十分すぎるよ 紅く染まる君 美しすぎないか? 蒼くなっていく空 泣いてもいいかな?
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!