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「女王に質問ガアル…」
「何っ?!首をくれたら聞いてあげるゎよ」
「マタアゲレナイナ……」
「チェシャ猫様!!まだって」
いつかこの女王に渡す気ですか…自分の首を…
「イマハマダアゲレナイ……ァリスヲ探す…ぁやなを守ル」
「チェシャ猫様!!!ダメですよ!!首を…だいたいァリス様なんか…」
「ぁやな…ァリスの悪口ワイケナイョ…皆…ァリスの事ガスキだカラ…」
「ぁやなさん……ァリスの悪口は許しませんよ!!」
ブンッ…ー女王がカマを振り上げた…私に向って…?
「何ともな…い?」
「女王…ぁやなに何カシタラ君ヲ食べてシマウヨ…」
なんとチェシャ猫様がカマを受け止めてくれていました、
「チェシャ猫様!!!」
「ぁやな…早くソコド…イテカマを離セナイョ…」
「え…ッ!!あっすみませんッ!!」
チェシャ猫様が私を助けてくれるのは②回目だ…③年前の今日と……。今…
「女王……ァリスはドコダイ?」
「ァリスちゃん…?貴方ァリスちゃんを…」
「歪みにツレテイクヨ…ァリスにワシロウサギを追っテモラウンダ…」
「そんな…私が許さない」
「愛しのアリス…ァリスにシカ…シロウサギヲ追ウコトモ…見ツケルコトモデキナイ…」
一体シロウサギとは何なのだろうか…ァリス様にしか追えない者…見つけれナイ者…
「そんなの!!ァリスにウサギを追わせるってことは…ァリスを…ァリスに……!!」
「だが…ボクらノ愛しのァリス…ボクらヲ作ッテくれ…タ悲惨な現実ヲ受け入れナイ…ァリス…」
「別に…ァリスに会いたいゎ!!でもシロウサギを追わせたくナイ!!」
シロウサギを追う事はそんなにいけないのだろうか…女王様は必死でチェシャ猫様を止めている…。
「ソウカイ…女王ワ反対ナノカイ…」
「ぇえ!!もし無理にでもァリスにシロウサギを追わすって言うなら今ここで貴方の首を…」
「帰るョ…ぁやな…」
「はッ……はい…。」
「猫ッ待ちなさい!!」
いいのでしょうか…?まだ女王様との話ゎ終わってナイように見えるのですが…でもこのまま居るとチェシャ猫様が危なそう…
「チェシャ猫様…?良いのですか?」
「何がだい?」
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