第一章・深夜の惨劇

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「💧😞💨 ……はぁ。         もーイイや。   家に帰って、     ゴハン食って寝よ……」   吐息混じりに答える少年。  足が動かないと言うのに、  やっぱり帰ろうとしていた。    一体、どうやって⁉。      ――答えは、  間もなく少年が      実際にやって見せた。  少年は、  突然フワリと浮いたのだ。  浮いた体は、  特に何かで宙吊りに  なっていたと言う       ワケでは無い。  それは、  飛んでいる他に      言い様がなかった。  ……非常識な事を        する物である。      ……しかし、  それは、  『忍者』と呼ばれる         彼にとって、  さほど難しい      芸当ではなかった。
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