第一章・深夜の惨劇

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 顔でも参った  表情になっていた少年は、  少し愛想笑いなんぞを         作って答えた。  目前で未だ驚いていた、  比較的ガッチリした     体格の少年に向かって。 「💧😒✋ ……あのさ?。      悪いんだけど、  ……今のコレ、  ナイショにしてくれない⁉」  少年は、  両手を合わせて頼んで見た。  この言葉に、  比較的ガッチリしていた         体格の少年は、  急いで何度も頷いた。  ……正直、怖かったのだろう。    💧😒✋ 無理もない。  真夜中の学校で、  ……廊下に地だまりが         出来ている中、  口から血を流した少年が、  そのままフワリと      浮いているのである。  コレが怖くないわけがない。
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