~ODONTGLOSSOM~

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 君に伝えたい言葉があった 君は僕のことを どれくらい知っているのだろう 僕の想像以上に理解していたかもしれない ただ僕の想いは エキザカム(あなたを愛してる) 君に伝えたかった言葉 僕のココロはいつも君のそばに 僕のオモイは君にはみえないところに あふれるキモチは散歩道の夜空の星まで 君はいつも どんなことを考えているの 僕とあわせた瞳の奥は 僕のココロをみているかのよう その視線からそらした顔を もどす勇気がなかった シンビジウム(気どりのない心) 君は知っているだろうか 君のキモチを知らぬまま 僕は一人で夜空を見ていた 空いたココロを 冷たい風が抜けていった 二人でいる時間は いつも短くて 僕にはもっと短く感じた 二人でいつもの道を歩いた その時僕は ファレノプシス(あなたを愛してる) 帰り道での僕は 君にはどう映っただろう やっと伝えることができたのに 自分の靴の先ばかり見ていた 君はいつもと変わらず笑っていたね 今君は何を考えているの 僕にとって君は 特別な存在
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