Prologue

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「-懐かしい夢だな…」 -ドタドタドタ…💥 「親父っ💥いつまで寝てんだよ💦もう客来てるぞ‼」 「ん~…💥しまった‼寝過ごした💦」 -一階、食堂「SilverStones」- -ザワザワ… 「腹減った~」 「オーナー、飯は~?」 「もう限界だ…💧」 「皆すまなかった、今から作るから少し待ってくれ」 ここはインスピリットブレイブと呼ばれる世界の中で指折りの巨大都市の一つストームドラゴンの街の中心にある食堂「Silverstones」だ。 この店は様々な依頼を受け、解決していくギルドを兼ねている。 まあ、元々はギルドだけだったんだけど、仕事柄依頼は必ず来ると言う訳ではなく、しかも毎月赤字で経営が成り立たない状態にあった😓ギルドメンバーの苦悩の策で食堂を設立させたんだ。(聞いた話だとたまたま俺の親父が昔から料理が得意だったからとか…結構安易だよな😅) 食堂を設立させたのが良かったのかそれから経営は何とか成り立っている 「クロウ、三番テーブル出来たぞ」 「了解✋」 あ、自己紹介がまだだったな💨 俺の名前はクロウ・バレット、種族は狼、体毛の色は白銀、狼で白銀はあまりいないせいか珍しい存在とか、属性は地と炎だ。ギルドに入ってからまだ半年だけど一生懸命頑張ってるぜ‼ 親父の名前はグレイト・バレット(通称・グレ)体毛の色は茶に灰が所々に混じっている。種族と属性は同じだ。ギルドは設立当時からのメンバーで、これまでにも色々と命を落としかけた戦いを乗り越えて今に至る(食堂のオーナーとして…😓)最近は食堂の仕事が忙しく顔には出してないけど、依頼に参加出来ない事にちょっと不満らしい💨 インスピリットブレイブは様々な種族が共存している。そのため種族同士の争い事が毎日起こる💧特に多いのが、俺みたいな獣人の種族😓食堂を見渡すと時々見るんだよな、いかにも喧嘩した後ってわかる奴、でも、親父は日常茶飯事なのか普通に会話してるし💧俺はいつ見ても慣れないまま😅 もちろん、人間(ヒューマン)族もこの店に訪れる。実は以前は獣人のみだったんだけどギルドマスターの一言で急遽決まったんだとか…。 「クロウ、十五番出来たぞ」「了解✋…ふう、やっと終わった💨」 食堂がいつも忙しくなるのは今の時間と夜で、本当に大変な時は一日中だったり…💧 今日は親父が寝坊したこともあって開店が遅れ、客の回転が悪くなり結局いつもよりちょっと忙しくなってしまった。
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