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「でも僕はアリスがいるって信じてるから。いってきます」
これ以上話していてもキリがない。
僕はそう悟ると結花の怒鳴り声に耳を閉じ家を出た。
僕の容姿は眼鏡で、幽霊みたいに肌が白くて少し長めの黒髪で、ちょっと白髪なんかが混ざってたりして、着る服はださいTシャツにタイトなGパン、そしてスリッパ。
それが僕の基本スタイル。
だって、ロボットオタクにこれ以上の装飾は必要がないだろ?
僕はロボットオタクに誇りを持っている。
それでも妹の結花が懐いているのは、両親がいないせい。
まだ小学生の結花には、親代りの僕が必要だから。
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