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俺が心配そうに見つめていると、椎名さんは笑って、
「やーだ、ホントに何でもないから!!ね?」
ウィンクしながら彼女は俺に言う。
何だかとてつもない不安が俺を襲う。だが俺は何もできない…
力は使わないと決めたから……
「じゃまたね!」
満面の笑みを浮かべて彼女は走っていく。
何だか……何かが起こる予感がする…
不思議な力を持っているせいなのか…この不安は…
そして俺はいつもと同じ帰路につき、眠りについたのである。
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