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「え?」
俺はいきなりの誘いにビックリする。だがこういう時には落とし穴が…
「実は…裕也へのプレゼント買いたいんだけど…ダメ…かな?」
ほらな
これが落とし穴…
まぁ人生思う通りにはいかないさ。
「あぁ、彼氏へのプレゼントか。別にいいよ。」
そぅ、彼女には手越 裕也という彼氏がいる。
そいつもなかなかの顔で、大学内でも知らないヤツはいないほど…
「ホントに!?ありがとう!!男の人の好みまだよく分かんなくて…」
椎名はパアッと顔をほころばせ、笑顔で俺に礼を言う。
「いや、たいしたことねぇし…じゃ行くか。」
そうして俺達は大学を出た。
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