竜眼

3/5
前へ
/145ページ
次へ
…私は 多分 これを書くために此処へ来たのだと思う 紅い龍の右半身 水面に浮かんで漂う夢 何度も見る気になる夢だった 今度見たら話かけてみようと思った 何故なら それは半身ながら生きていたから 『どうしました?』 聞いた私にギロリと鋭い眼を向けた
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

454人が本棚に入れています
本棚に追加