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そうやって色々考え込んでたら寝ていたようで、起きたときには次の日の……
「え!?…く、9時半!?」
(※ちなみに登校時刻は8:30)
というわけで、遅刻。
少し慌てて教室に入れば丁度数学の授業中で、翔が教室に入った途端、教室がシーンとなった。
いつもだったら、よくわからない黄色い声が響いてくるのに。
今日は、やけに静かだ。
「先生、遅れてすいませんでした」
「……あ、あぁ」
なんか、様子がおかしい。
とりあえず、席についたが、クラスはまだ何一つ音をたてない。
「みなさん、どうしたのですか?」
こういう空気に耐えられなかったから、思い切って聞いてみる。
しばらくすると、三宅(先生)の口がゆっくり開いた。
「ほ……ほ、保坂と…別れたってほんとか?」
教師が言う質問?とも思ったが、教室中が関心あることらしい。
クラス中の視線が刺さる。
なんでせっかく考えないようにしてたことを、聞いてくるんだ。
そもそも、なぜみんな知っているのだろう。
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