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俺達先遣大隊は朝鮮国際空港へ到着した。
朝鮮半島は戦後、併合され、朝鮮と国名を変え、ここには国連軍の拠点がある。
遠藤「俺達は明日中国入りする。まずは現地民に対する食料の配給と負傷者の治療だが、目的の町の道中でオランダ軍が攻撃されている。強行派は容赦せず撃ってくるからな。新型の10式小銃を持て。食料は現地民に渡す物だ。必ず守るぞ。」
-了解!-
今回の俺達の装備は最新の装備だった。
2010年に開発された10式小銃も優先的に配備され、先遣大隊の全員が装備していた。
この10式小銃は、89式小銃の問題点であったオプションモジュールを取り付けやすくするためのR.A.Sが標準装備されており、新型弾薬の6.8mm弾が採用されている。また89式小銃より強度と命中精度が上がっている上に、作動方式はAKシリーズを参考にした、日本独自の技術を使用しており、試験の段階では10日間整備しなくても故障しないと言う正に世界一の銃だ。
ただやはりコストは下がらず、1挺あたりの値段が50万円と、89式小銃以上のコストだ。
遠藤「各隊は荷物を整理した後に休め。明日は0530時より出発だ。」
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