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学校が終わり、いつもの見慣れた風景を見ながら、帰宅する。
玄関のドアを開けると、
リビング方からテレビの音が聞こえる。
確かにテレビは消したはずなのに。
アタシは鞄を握りしめリビングのドアをそっと開けた。
アタシはその先に広がっている光景に唖然とした。
ソファーに座ってテレビを見ている一人の男。
アタシに気付いたのかこちらに振り向いた。
明るい茶髪と金髪の混じり合わさった、少し長めの髪。
左耳にある3つのピアス。
そして、黒い羽―
「あぁ、やっと帰ってきたか。」
その姿はまるで‥―
「あ‥悪魔ーーー!?」
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