悪魔or天使

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顔が熱くなっていく。 真っ赤になっているのが自分でも分かるくらいに。 一生懸命、彼の胸元を押すがビクリともしない。 そんなテンパってるアタシを見て 彼はフッと笑う。 「安心しろ。お前なんかに欲情しねぇから。」 そう言ってアタシを放す。 彼はまたソファーに座り、 テレビを見出した。 さっきはそれどころではなかったが、彼の顔をよく見ると切れ目で佳麗だ‥― カッコイイんだ‥ なんて思ってしまった。
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