悪魔or天使

5/8

167人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
「にやぁ~!」 変な声がしたと同時に、体の重心が後ろに引かれた。 アタシは驚き 後ろを振り返る。 さっきの彼同様、黒い羽。 濃い茶髪にパッチリした目の可愛らしい男の子が、チュッパチャプスをなめながら抱きついていた。 「天祢を抱き締めると、気持ちよくて落ち着く~」 顔に似合わず、変態的な言葉を発している。 しかも‥何故かアタシの名前を知ってる― ってか‥いい加減放せよ… 「あの‥離して…」 「ん~ヤダ。」 ヤダって‥ アタシもヤダよ。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

167人が本棚に入れています
本棚に追加