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「‥てか、アンタ達誰!?」
平然とアタシに抱きついている男の子が、
アタシの首元に顔をうずくめながら口を開いた。
「僕は、ゼロ~。で、あっちがシン~。」
あの憎たらしいのがシンで
アタシに抱き付いているのがゼロか。
「じゃあ、なんでアタシの家に居るの?鍵は掛けたはずなのに。」
シンが顔はテレビに向いたままで、口を開いた。
「俺らは天使だ。ドアなんて、簡単に通り抜りられる。」
は?
今何言った‥?
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