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私は現在中学三年生の咲
特に自慢出来る事はないけど六年間片思いし続けてきた人がいます
その人の名前は
隅田裕樹
賢くて、優しくて、スポーツ出来て…
でも小さいんだよね(笑)
だけどそんな隅田が好きなんです!
ザワツく教室内
『隅田ぁー高校どこ受けるか決めた?』
最近仲良くなる事が出来た私は毎日無駄に話しかけてます
「ん?K高ー」
K高と言えばレベルが少し高めな学校
『K高?一緒だねー…って…け…K高?!』
隅田と同じところを受けようとばかり思っていた咲だが隅田と違って馬鹿なのでK高なんて無理に等しい
『…滑り止めは?』
滑り止めの高校ならいくら私でも受かる!…気がする
「K高一本」
そんな思いを余所に平然と答える隅田がいた
『何でK高なの?!』
身を乗り出して聞く私に対し落ち着いて答える隅田
「家から近いし、スポーツ推薦だから」
自慢とばかりに笑う隅田に対して落ち込む咲
「二人で入学しような!」
落ち込む咲に励ましをかけるかのように笑顔で言う隅田
決めた…
私もK高行く!!
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