枕元

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その時! ずしぃ! 「っ!!!!」 何かが私の胸の辺りに乗ってきた! その瞬間! 「ガバッ!」 その何かが布団を剥がしてしまったのです。 やばいやばいやばい! それでも私は見たくない一心で目を開けませんでした。 すると、私の耳元で女の声がする。 パニックで何を言ったのか分からなかったが 「……あなたの冷たい目をした……が……」 だけ聞きとれた。 それでも目は開けなかった その後、しばらくその何かは、私の枕元でうろうろと行き来しているのが気配で分かった。
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