手招き

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パニックに陥ってる中、横から気配がする… あ、首が動く そう感じ、首を気配のする側へ向けてみる すると 全身にヘドロを被ったような白装束の女。長い髪の毛がドロドロとしている。 その女は、たんすと窓の間(数センチしかないのに…)から左半身だけ出して、こちらに手招きをしている!!! やばい!やば過ぎる! 私は眼を閉じ、懸命に知っている念仏を心の中で唱えました。声すら出せなかったのです。 ……………………………… チュン チュン… 気が付いたのは朝でした。私は凄い量の汗をかいたのか、全身がビショビショでした。 私はもし次の晩、恐怖でこの和室で寝なかったら一生この和室に入れないだろう そう思い、次の日もこの和室に寝る事にしました。幸い、霊はでてきませんでした。 しばらくは
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