第三話 初めてのアルバイトは猫探し?!

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グリフォ-ドは、そう言うと台所に向かった。 美奈「グリフォ-ドさんの料理、楽しみだなぁ♪」 レイズ「確かに、楽しみだ。」 美奈「美味しいですか?」 レイズ「わかんない。」 美奈「へ?」 レイズ「今までコンビニ弁当だったから、グリフォ-ドの料理は初めてだ。」 美奈「そうだったんですか?!意外ですね。」 1時間後・・・・。 グリフォ-ド「お待たせしました。」 レイズ「おぉぉぉ!!!」 机には、中華飯、餃子、チンジャオロースが並べられた。 美奈「凄く、おいしそうです!!」 レイズ「いただきまぁす♪」 レイズは中華飯を一口食べた。 ・・・・・・・。 レイズ「お、お!!!!」 美奈は、ここで、【美味しい!!】と、レイズが言うと思ったが・・・・。 レイズ「お前、なんじゃこりゃぁぁぁ!!!」 レイズは、勢いよく立ち上がると、ダッシュで洗面所に行った。 レイズがグリフォ-ドに、【お前】と言ったのは、この日が初めてである。 美奈とグリフォ-ドは呆然と座ったままだ。 30分後・・・・。 レイズ「・・・・し、死ぬかと思った。」 レイズは、ガタガタ震えながら戻ってきた。 グリフォ-ドは見た目、家事全般は得意そうに見えるが、料理だけは見事にヘタレなのだ。 美奈「そ、そんなに不味いんですか?」 レイズ「なら、食ってみろ!!」 レイズは、美奈に中華飯を押し付けた。 美奈「え、遠慮しときます。」 レイズ「不公平だ!!お前も食え!!」 レイズと美奈が、中華飯の押し付けあいをしている中・・・・。 グリフォ-ド「私の料理は、罰ゲームですか?」 グリフォ-ドは部屋の隅っこで体育座りして、拗ねていた。 まぁ、そんなこんながあったわけで、美奈が料理を作る事になったのだ。 美奈が、レイズに料理を作って、【女神様!!!!】とレイズに、あがませたのはグリフォ-ドには秘密だ・・・・。 美奈は、料理が大得意なのである。 レイズ「とにかく、早く作ってくれ。」 レイズは、ドアを閉めると階段を降りていった。 美奈の部屋は2階にある。
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