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「ここで、あってるよね?」
アルバイト先に来た美奈ですが・・・・。
目の前には、物凄い家が・・・・!!
はい!!ここで、豪邸を想像した読者はハズレです。
目の前には、物凄いボロい一軒家がありました。
美奈は、不安になりながらも、その家の玄関まで来ると、チャイムを鳴らした。
しばらくすると、目の前のドアが開いた。
「どちら様ですか?」
そこに立っていたのは、エプロンをした、白髪で白髭をしたオジサンでした。
「美奈様です♪」
貴方はバカですか?
「そ、そうですか、で、どういったご用件で?」
「アルバイト求人を見て来ました。」
オジサンはそれを聞いて、少し驚いた顔をしましたが。
「そうですか、では、お上がりください。」
「お邪魔します。」
美奈はオジサンに一つの部屋に案内されました。
美奈が部屋に入ると、目の前には、一人の青年が寝転んでいた。
「レイズ様、アルバイト募集を見て、アルバイトをしたいと言う方を連れてきました。」
レイズ様と呼ばれたその青年は驚いた様子で、閉じてた目を開けると、言った。
「冗談だよな?グリフォード。」
どうやら、オジサンの名前はグリフォードらしい。
グリフォードはレイズに近づくと、耳打ちした。
「私も、先程驚きました、あのような内容で、まさか、来るとは・・・・。」
「そうだよね・・・・頭が芳しくないのかな?」
そうやって、二人がヒソヒソと話しをしていると、美奈がしびれをきらして聞いてきた。
「それで、雇ってくれんですか?」
しばし、二人は沈黙すると、またヒソヒソと話し始めた。
・・・・10分後。
レイズ「そういえば、自己紹介がまだだったね、君の名前は?」
美奈「私の名前は、神楽美奈、貴方は?」
レイズ「俺の名前は、レイズ
サリアス、んで、ここの家で執事をしているこの人は、リシズ グリフォ-ドだ。」
グリフォ-ド「以後、お見知りおきを。」
美奈「レイズさんは外国人なんですか?」
美奈がそう思うにも、無理はない。
レイズは髪は黒だが、両目が青色だったからだ。
レイズ「悪魔だ。」
美奈「へ?」
レイズ「だから、俺は悪魔だ。」
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