しょうがない～それから～

始まり

２０年前、俺はこんな事になると思わなかった。

ダイスケは近くのケーキ屋でケーキ職人になっていた。
俺は営業マン。

そしてうちの子供タカシは大変なガキだ。

『なぁナオ😁あんなクソ親父と別れて俺と付き合ってくれよ❤ナオの言いつけ守って親父の前では良い子供で居るんだから💕』

『こら‼タカシ‼ナオじゃなくてお母さんでしょ⁉』
そう…タカシはナオが大好きなのだ。もうそれはマザコンとかそうゆうレベルではない。

惚れている。

俺はもうナオからその話を聞いている。

最近では俺の前でさえお構い無しにナオにアピールする。

『なぁナオ😆あんな親父のどこが好きなんだよ⁉俺の方向いてくれよ❤』

こいつ💢

うちの家庭はこんな家庭。俺も大人だがナオを取ろうとするやつは例え我が子であろうと容赦しない。

ダイスケの次はタカシかぁ。