平凡な日々

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~公園~ 「大丈夫だったか?渚…達也…」 「う…うん…」 (いつもの神也に戻った…) 「兄貴…スイマセン…迷惑かけて…」 「気にすんなよ?オメーが居なかったら渚が危なかったんだからよ?」 神也はそう言うとチラッと相手に視線を向ける… 「誰だ…?コイツ…」 「わかりませんが…かなり頭いかれた奴ですよ…」 「……東…日本帝國…?って…まさか…」 「兄貴…!東日本帝國っていったら…あの…」 「……成る程な…」 東日本帝國… 東北,中部等を中心に勢力を拡大している全国最大最強と言われる連合チーム。 その数は何千と言われ,東北,中部,全てを合わせると20から30近い支部を持つ。 「この街を侵略するつもりか…?こいつらよ…」 「兄貴…いったいこんな田舎になんで…」 「…コイツはおそらく火種を巻く為の捨て駒だろーな…」 「火種…っすか?」 「そう…俺と喧嘩する為のな…」 「兄貴と…?」 「煙たいんだろーよ…俺がな…」 「兄貴が…?」 「一年前…俺ぁ全国回って名前を広めたからな…こいつらにしてみりゃその俺が邪魔なんだろーな…」 「……出る芽はつむって事っすか?」 「たぶんな……」 「神也…まさか…?」 「……どうした?」 「うぅん…なんでも…」 「……とりあえず帰るぜ…?」 「コイツはどうしますか?」 「ほっとけ…捨て駒拾ってもしょうがねーからな…渚…帰るぜ?」 「……うん」 神也は渚と達也を連れてその場を後にする。
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