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今思った…走った所でどうするのあたし。
普通クラスの子は芸能クラスの人には会えない…。
杏『あたしの馬鹿。』
カツカツっ
足音がした。
『あのぉ?ハンカチ落ちましたよ。』
杏『あっ!ありがとうございます。』
『あたし,金山 美鈴高等部にいるの。』
この人良い人そう。
杏『あたしは,藤崎 杏 中等部です。』
美鈴『どうしたの?不安そうにして?』
じつは今回のテストでクラス1位に入らないと塾いりなんだ。
杏『勉強が分かんなくて。』
美鈴『あたしで良ければ教えるよ?』
杏『ほんとですか!?ありがとうございます。』
美鈴先輩ってなんか聞いたことあるな…まぁいっか。
美鈴『杏ちゃん凄いのね!!こんなのも分かるなんて…』
杏『ありがとうございます。』
ニコッ
美鈴『可愛い!!』
ガバッ
杏は美鈴に抱き寄せられた。
杏『先輩苦しいです。』
美鈴『あっ!!ごめん。』
美鈴は杏を離した。
美鈴『杏ちゃん彼氏とかいないの?』
杏『好きな人ならいます。』
美鈴『そっか。』
杏『先輩はいるんですか?』
美鈴『あたしは,彼氏がいるかな。』
やっぱり美人だしもてるんだろうな…。
美鈴『さぁ勉強しよ。』
杏『はい。』
その日は,先輩とずっと勉強してたんだ。
美鈴『気をつけてね。』
杏『先輩。お母さんみたいですね。』
美鈴『またいつでも相談して…』
杏『はい。』
美鈴先輩凄く優しかったなぁ。
家――
勉強しなきゃ。
そんなことやってるうちに寝てしまった。
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