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朝――
千里『おはよー♪』
杏『元気だね。どうかした?』
千里『じつは…あたし勉強敦也に教えてもらったんだ。』
杏『よかったじゃん。』
千里はえへへと笑った。
美鈴『杏ちゃんおはよう。』
杏『おはようございます。』
美鈴はスタスタとすぎていった。
千里『あの人だれ?』
杏『あぁ昨日勉強教えてもらって…名前は…なんだっけ?』
千里『杏大丈夫?』
からかうように言った。
杏『明日テストだね。』
千里『終わったら即カラオケね♪』
杏『はぁい。』
帰り――
連『杏!!どっか寄んない?』
行きたいけど…
杏『ごめん!!テスト前だし無理かも。』
連『俺頭いいから教えてやるよ。』
杏『本当?』
千里『杏はまぢ頭いいからね。』
連『意味わかんねぇ…。』
杏『ここは,こうやって代入して解くんだよ。』
これじゃあたしが教えてるじゃん。
連『杏がそんなに頭いいとは…』
杏『一応クラスで三番だから!!』
連『あのさ…俺。』
杏『あぁぁ!!』
連『なんだよ!!』
杏『ドラマ始まっちゃう。』
連『あのなぁっておい!!』
杏は走って行ってしまった。
連『ってこんな時間に一人は危ないだろ…待てよ!!』
カシャ
走ってるときカメラの音が聞こえた。
空耳かな。
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