定期テスト。

3/5
前へ
/36ページ
次へ
朝―― 千里『おはよー♪』 杏『元気だね。どうかした?』 千里『じつは…あたし勉強敦也に教えてもらったんだ。』 杏『よかったじゃん。』 千里はえへへと笑った。 美鈴『杏ちゃんおはよう。』 杏『おはようございます。』 美鈴はスタスタとすぎていった。 千里『あの人だれ?』 杏『あぁ昨日勉強教えてもらって…名前は…なんだっけ?』 千里『杏大丈夫?』 からかうように言った。 杏『明日テストだね。』 千里『終わったら即カラオケね♪』 杏『はぁい。』 帰り―― 連『杏!!どっか寄んない?』 行きたいけど… 杏『ごめん!!テスト前だし無理かも。』 連『俺頭いいから教えてやるよ。』 杏『本当?』 千里『杏はまぢ頭いいからね。』 連『意味わかんねぇ…。』 杏『ここは,こうやって代入して解くんだよ。』 これじゃあたしが教えてるじゃん。 連『杏がそんなに頭いいとは…』 杏『一応クラスで三番だから!!』 連『あのさ…俺。』 杏『あぁぁ!!』 連『なんだよ!!』 杏『ドラマ始まっちゃう。』 連『あのなぁっておい!!』 杏は走って行ってしまった。 連『ってこんな時間に一人は危ないだろ…待てよ!!』 カシャ 走ってるときカメラの音が聞こえた。 空耳かな。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加