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「学校ってなんだよ。」
竜也は、体を起こし、ベッドに座り込む形で聞いた。ワンコは、そんな竜也に目もくれずどっから持って来たか、学生服をくわえている。
「竜也!早く着替えないと…」
「イヤイヤイヤ!ちょっと待て!…だからなんで受験も何もしてない俺が学校に行けるんだよ?」
ワンコがしゃべってる最中に割り込む竜也。
するとワンコは、ビックリした表情で言った。
「…何言ってんの竜也。夜寝る前に僕と約束したじゃん!しかも竜也ちゃんと[うん]って言ってたよ!」
…寝る前に?
竜也は、寝る前の事を思いだす…
しかし、家に着いた頃から眠かったから殆んど覚えてない…
「…寝る前…俺なんて言ったっけ?」
竜也が聞くと、ワンコは呆れながら、寝る前の会話を話した。
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