第七章 学校

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昨日の夜の、布団の中に居た竜也とワンコの会話をです。 「…ねぇ。竜也。」 「うん?」 「竜也は最強の男に成りたいんだよね?」 「うん。」 「てか、体怪我する前は最強って言われてたんだよね?」 「うん。」 「でも、強いだけじゃダメだよね?」 「うん…」 「僕さ…まだ少しだけ力残ってるから…学校いこう?どうせなら、頭も最強の方が良いよね?」 「うん。」 「ホントに!竜也学校とか嫌いそうだから[やだ]って言われると思った。そうと決まれば、早速やってくる。大丈夫。力は回復するから心配ないよ。じゃあ行ってくる。」 「うん。」 これが寝る前の会話。竜也が静かになったと思ったのは、実はワンコが出かけて居たからである。 その後寝てしまったから、帰ってきたワンコに気付かなかったのです。
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