第七章 学校

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タバコを吸いながらワンコの後ろを歩く竜也。しかし、良く考えてみたらここら辺に高校はひとつしか無い。 ワンコの奴!余計な事しやがって… などと考えいる間に学校に着いてしまった。 「ここだよ。」 ワンコが後ろを振り向き言う。竜也が「ああ。」と言うと、そのまま歩いていき、学校の中へと入って行った。 校長室に行き、校長とつまんない話をした後、自分の教室に行く事になった。 教室の前に行くと、担任らしきメガネをかけた奴が出てきて… 「がっ学校にペットはダメだよ~!」 、と言ってきた。 竜也を見てかなりびびっている。しかし竜也は面白がり追い討ちをかけるように左手で教室の壁を殴った。 担任は、少し間を開け言った。 「かっ可愛い犬の人形だな!人形だったら学校に持って来ても大丈夫だから…ハハッ」 体が震えている。 竜也は、その後教室には入らないで別の場所に移動した。 担任が呼び止めたが気にしない。 竜也が向かった先はもちろん、屋上だった。
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